天体観測を本格的に始めよう！

どんな天体観測が好み？

天体望遠鏡を買う前に自分がどのような天体観測をしたいのかをもう一度よく考えてみましょう。
例えば、どのような天体を観察したいのか。
天体観測は、写真撮影が目的なのか、それとも純粋に観測するだけなのか。
見るために天体の動きに伴って移動は必要なのか。
などを考えてみると良いでしょう。

参考までに天体について説明すると、月はどんな天体望遠鏡でもよく見ることができます。
地球の衛星なので、位置もわかりやすく、初心者向けです。

また、写真をとりたい方は、何で撮るかも需要になってきます。
一眼レフや、ミラーレスカメラで撮る場合は、専用の望遠鏡が必要になりますが、スマートフォンで撮影する場合は、専用の望遠鏡を買わなくとも双眼鏡で綺麗な写真が撮れるので、本当に必要なのかも考える必要があります。

気を付けるべき天体望遠鏡

天体望遠鏡は決して安いものではありませんが、できれば安くて質のいいものを買いたいと思いますよね。
そこで、おもちゃ売り場に売っているものや、破格並みの安さで売っている製品がありますが、これらの製品の質はどうなのでしょうか。

購入するときの注意点として、知っておいてほしいのは、高倍率だからくっきりよく見えるわけではない、ということです。
安い望遠鏡は、よく高倍率をウリにしています。
しかし、倍率が上がれば上がるほど、見える範囲が小さくなり、明るさは暗くなります。

例えば、太陽系の惑星を見ようとした場合、惑星は見る前に時間と位置を把握する必要があるため、見える範囲が狭いと見つけるのが大変になります。

しかし、安い望遠鏡でもレンズが取り換え可能で倍率が変えられる場合は購入しても大丈夫です。